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《Eimei「みちしるべ」》

(9月3日から9月7日の週)

23000円への挑戦で跳ね返されたが高値圏維持は5日連続。
30日までの8日続伸が今年最大。
週間では約263円の上昇。
週足では3週連続陽線。
月足は昨年11月以来の3か月連続陽線。
昨年末終値が22764円だったからこれもプラスに浮上。
年足陽線基準は23506円も捉えてきた。
東証2部指数とジャスダック平均が週間でプラス2.2%。
マザーズ指数はプラス5.5%。
マザーズ指数の25日線は1001ポイント。
13週線(1052ポイント)、26週線(1109ポイント)を上回るかどうかが課題だ。
ちなみに・・・。
東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに7ヶ月ぶりの上昇だ。
東証1部の売買代金もコンスタントに2兆円に乗せてきた。

日経平均想定レンジ

下限は22764円(昨年末終値)〜上限23092円(2月第1週窓開け水準)

ふと考えた仮説は「8月のNY高あるいは東京の戻りの大きな要因はサウジアラムコのIPO中止」。
ロイターが世界に配信したのは8月22日だった。
もっとも観測はその前から流れていたのも事実。
発行済み株式の時価総額2兆ドルの5%の売り出し金額観測は1000億ドル。
11兆円の引き受けのために機関投資家は資金を作る必要がなくなった。
これは結構大きい。
いきなりアップルの2倍の時価総額の企業が登場するというのだから当然構えていたはず。
この延期が遠因だったと考えても荒唐無稽ではなかろう。
サウジはイスラム圏だから当然イスラムのヒジュラ暦の新年は意識しているだろう。
今年は9月11日が新年だ。
9月第1週に下げ調子なら9月末まで下落トレンド。
9月第1週に上げ調子ならそのまま9月末まで上昇トレンド。
これもアノマリーだ。

(兜町カタリスト 櫻井英明)
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