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《Eimei「みちしるべ」》
(12月03日から12月07日の週)

空売り比率は39.1%と43日ぶりの40%割れ。
これも良いサイン。
日経平均採用銘柄のPERは12.48倍。
EPSは1790.95円と過去最高を更新。
3日新甫は荒れるというのがアノマリーだ。

気学では「押し目買いの日。安値にあるときは不時高を見せる」。
火曜は「強日柄にして後場高のこと多し」。
水曜は「目先のポイントを作る注意日」。
木曜は「弱日柄にして転機をつくることあり」。
金曜は「強調をみせても飛びつき買いを警戒し売り狙え」。
日経平均想定レンジ

下限21811円(25日線)〜上限23506円(年足陽線基準)

『平成己亥(つちのとい)三十一年、称元の年の相場予見』

上へ下へと繁茂の株価
絶好調の落とし穴
明るい太陽暗闇新月
多くの糸がもつれ合い
盛の相場も時には中庸

今だけ、カネだけ、自分だけ
買っているのは株・株価?
土を通って清流は
幽玄境地で濁流に
夜霧の空から次世代へ
孤高の樹木は真っ直ぐに立つ

脳裏に浮かぶのは「菜の花や月は東に日は西に」。
江戸時代の画家・俳人である与謝蕪村が詠んだ句だ。
安永3年(1774年)、蕪村が、六甲山地の摩耶山を訪れたときの句だという。
菜の花の時期、西の空に夕日が沈むころ、空は茜色。
摩耶山から見下ろす一面の黄色い菜の花。
同時に見える月と太陽。
解釈は「月と太陽と大地と作者が一体化する瞬間」。
陽が西に沈む夕暮れ時に、月が東に見えるということは、その月は満月。
つまり、地球を挟んで月と太陽が、ほぼ一直線に並んでいるということ。
菜の花が咲いている時期で、東に満月、西に夕日が見えるのは、旧暦の3月10日〜15日くらい。
今の暦では4月20日〜25日。
時間軸を覚えておきたいものだ。

12月相場はヘッジファンドの決算通過。
新年度入りだった。
四季報発売月。
メジャーSQ通過後の国内外の機関投資家は一服。
20日以降はクリスマス休暇。
26日以降の東京は掉尾の一振狙い。
3ヶ月に一度のIPOラッシュ。
最近はドレッシング(お化粧)という言葉も聞かれなくなった。
重要なのは昨年末比プラスの22764円を上回れるかどうか。
年足基準ならば23506円だ。
因みに9月メジャーSQ値は23057円。
6月メジャーSQ値は22825円。
3月メジャーSQ値は21575円。
昨年12月メジャーSQ値は22590円。
この1年どうも節目を漂っているような気がしないでもない。

(兜町カタリスト 櫻井英明)
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